減塩を心がけ、糖分を控えよう。

減塩を心がける

塩分は、食物にもともと含まれている程度で十分ともいわれています。塩を使わずに素材そのもののまま食べていても、知らず知らずのうちに塩分を摂っているという訳です。塩分の摂り過ぎは高血圧症や腎臓疾患、不整脈や心疾患の引き金ともなるなど、健康を損ねてしまうことがわかっています。減塩の手始めに、調味料類を減塩したものに変えるなどの工夫をすると良いでしょう。たとえば、みそは減塩みそ、醤油は減塩醤油で。ぽんずも醤油と酢とみりん、だし汁を合わせて手作りしてもよいでしょう。ただ、極端に塩分をとらない状態が続くと力がでませんし、正直危険です。

糖分も控える

「白砂糖は百害あって一利なし」といわれていますが、お惣菜やファーストフード、お菓子、飲み物、外食などでは砂糖は普通に使われています。何も気にせずこのようなものを食べ多くの糖分をとり続ける生活をしていると、インシュリンが大量に出て血糖を下げ続けてしまいます。そして血中糖分が下がり過ぎると「精神的に不安定になる」「気力がなくなる」「疲労感が増す」などの症状がでてくるのだそうです。「砂糖は胃袋ではなく心で食べてしまうもの」という言葉があります。思いのままにジュースを飲んだりお菓子・ケーキなどを食べてしまったりせずに、できるだけコントロールするように心がけたいものです。

料理の調味料として甘みを使う場合にも、白砂糖よりは黒糖や三温糖、またラカントやパルスイート、エリスリムなどを使うことで摂取する糖分を抑えることができます。ただし、砂糖を使っているのとおなじような甘みにするまで使ってしまうならば、精神的な満足は得られますが、甘みへの欲求をコントロールできているとはいえません。意識的に甘みを減らしていくようにしていきたいですね。

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